皆さんこんにちは災害医療大学です。
ここでは災害医療に関するセミナーで便利なワークショップのネタを紹介します。
実際に僕が企画・参加経験があるものです。
質問等はラインのほうからお願いします!
DIG ~災害想像ゲーム~
まずはDIGから。
DIGは大きな地図を使って、「災害時に自分の町はどんな状況になるのか」を想像するゲームです。
必要な物が少なく、かなり簡単にできます。
災害医療においては支援する地域がどうなるのか?
〈災害拠点病院が水没する想定もあり得ます〉
ならば自分たちはどのように動くのか?
を考えることができます。
HUG ~避難所運営ゲーム~
HUGは自分が避難所を運営する立場ならどうやって
避難者を滞在させるか、イベントに対応するのか?
を考えることができます。
準備するものが多いですが、セットを購入すれば簡単にできます。
クロスロード
クロスロードはイベント、質問に対して自分ならどう判断するのかを考えます。
こちらもセットを買えば簡単にで来ます。
既製品は災害医療というよりは防災教育用になっていますが、
災害医療用のクロスロードを作ることができます。
ダイレクトロード
ダイレクトロードはチームで協力しながら災害対応をシミュレーションするカードゲーム型教材です。
自分自身が被災した際の行動をシミュレーションすることができます。
防災という色が強いゲームですが、
皆さんが生きていなければ元も子もありません。
現段階では6種類のシナリオがあります!
ぜひプレイしてみてください!
おすすめの順番
僕がこれまでセミナーを行ったうえで感じた、
ワークショップとして行うといいと思う順番を紹介します。
①DIG
②HUG
③クロスロード
です。
まずはDIGで対象地域〈被災地・自分の住んでる町〉が災害時にどのような状況になるかを想定します。
次にHUGで対象地域内の避難所を運営してみましょう。
DIGで避難所の周辺の状況が想定されているので、無知で行うよりも深いものになります。
最後にクロスロードで集大成です。
DIG・HUGをやってきた中で悩んだ・考えた問題〈ジレンマ〉を参考に
クロスロードの質問カードを作ってみましょう。
ほかのチームが作ったクロスロードをやってみるのも面白いと思います。
このクロスロードで悩んだ・難しかったことを共有でき、フィードバックもしやすくなります。
以上、お勧めのゲーム・セミナー案でした!
実際に企画・運営したら感想等を教えてください!
お待ちしております!