JMATとは?DMATとの違いを解説!日本医師会災害医療チームのプロフェッショナルオートノミーもご紹介!

JMAT
JMATのまとめ

JMATとは日本医師会災害医療チームの略

医師・看護職・事務職員による基本4人のチーム

活動の意思があれば事前登録なしで活動できる

自己完結型の支援

  

皆さんこんにちは!

災害医療大学です。

 

JMATという単語はきいたことありますか??

中堅社員適性検査ではありませんよ!!

  

JMATはDMATに次ぐ知名度がありますよね!

  • JMATとは?
  • JMATの基本方針
  • どうやったらJMATとして活動できるか?
  • DMATとJMATの違いは何か?

見ていきましょう。

  

JMATの他にも災害時に活動する団体がたくさんあります!

こちらもどうぞ!

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JMATとは?

JMATの正式名称

 

日本医師会の「JMAT要領」によると、

JMATとは、日本医師会災害医療チーム Japan Medical Association Team

の頭文字のことです。

JMATの読みかたとしては「じぇいまっと」「じぇーまっと」が正しいと思います!

JMATの目的

被災者の生命及び健康を守り、被災地の公衆衛生を回復し、地域医療の再生を支援することを目的としています。

日本医師会が被災地外の都道府県医師会ごとにチームを編成して、

被災地の医師会からの要請で派遣を行います。

JMATのチーム構成と職業

JMATチームはどんな構成でしょう?

チーム構成は

  • 医師
  • 看護職員
  • 医療保険事務職員

1チームあたり、医師1人、看護職2人、医療保険事務職員1人の4人が基本です。

DMATチームの構成にかなり似ていますね。

 

以上の4名に加えて、

  • 歯科医師
  • 薬剤師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 臨床検査技師
  • 診療放射線技師
  • 救急救命士
  • 介護・福祉関係者
  • 〈管理〉栄養士等

がチームに加わります。

つまり、医療・介護関係者であればほとんどの職業の方がチームに参加することができます。

JMATの派遣期間

JMATの活動期間には基本的に発災から〇時間以内といった目安はありません。

JMATは発災から第1期・2期のように定期的にチームを派遣します。

1チームあたりの派遣期間は3日から1週間が目安となっています。

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JMATの基本方針

  • プロフェッショナル・オートノミーに基づく参加
  • 災害時医療救護協定の締結
  • 自己完結による派遣
  • 被災地の都道府県医師会からの要請に基づく派遣
  • 被災地のコーディネイト機能下での活動
  • 災害収束後の被災地への医療機関への円滑な引き継ぎと撤収
  • 長期支援が必要な地域への配慮

  

難しいところは簡単に説明します。

プロフェッショナル・オートノミーとは

プロフェショナル・オートノミーとは、「日本医師会員の資格や事前登録なしに参加できる」ということです。

つまり、特殊な資格がなくても、「被災地を医療的に支援したい!」と思ったらJMATとして参加することができます!

  

自己完結とは、食料や寝床、交通手段等は自分らで用意し、被災地やほかの団体に依存しないということです。

  

JMATの活動内容

JMAT要綱に掲載

活動内容は以下のようになります。

  • 避難所等の栄養状態の把握・改善、避難者の健康状態チェック
  • 要援護者の把握・対策、公衆衛生対策、感染制御
  • 在宅患者の医療・介護、健康管理
  • 派遣先の医療ニーズの把握・評価
      患者像・特別な支援が必要な者・疾病の発生状況・撤収時期 等
  • 医療支援空白地域の把握・巡回診療
      医療支援が行き届いていないところ
  • 現地情報の収集・把握・連絡
  • 被災地の医療関係者間の連絡会の設置支援
  • 患者移送
  • 被災地の医療機関への円滑な引き継ぎ

  

やることが多すぎて覚えきれませんね。

これはあくまでも発災してから行うことです。

平常時にも研修を行っています。

  

発災時はプロフェッショナル・オートノミーに基づき、

事前登録なしに活動できます。

 

JMAT要綱にはもっと詳しく記載されているのでぜひ確認してみてください!

参考:JMAT要綱

  

JMATになるには?

JMATはプロフェッショナルオートノミー制のため、事前登録も、日本医師会に所属している必要もありません。

事前登録をしていると訓練や研修を受けることができます。

 

JMATは災害が起きた際に災害対策本部からのJMAT派遣要請を受けてからJMATチームの結成を行います。

JMATの調整は各地方の医師会が行っているため、各地の医師会を経由して日本医師会に申し込みをします。

JMATチームに組み込まれたら、保険等々の手続きを行い次第現地に向かいます。

 

基本的にJMATの活動は発災から数日してからなので、発災してからの応募でも間に合うわけですね。

JMATに必要な資格?

はっきり言うと、被災地での活動に必要な意識と倫理と体力と最低限の知識があればだれでもなれます。

先述のように特別な資格もいりません

特別な研修もいりません

 

DMATの場合は資格が必要だったり、訓練が必要で、基本的に大きな病院で働いている必要があります。

対してJMATは中小規模の病院や薬局で働いていたとしても参加することができます。

〈企業側の許可は事前にとっておいた方がスムーズです。〉

 

「災害時の医療支援には参加したいけど、病院で働くのはちょっと・・・」という方はぜひJMATでの活躍がおススメです!

DMATとJMATの違い

JMATの活動内容を見るとだいぶ違いが見えてくると思います。

大きな違いは活動の期間です。

DMATの活動は超急性期

JMATの活動は急性期です。

  

DMATが超急性期に活動し、JMATに引き継ぎを行います。

JMATDMAT
活動開始急性期~
〈発災から1週間~〉
超急性期~
〈発災から48時間以内~〉
管轄日本医師会厚生労働省
都道府県
研修・訓練必要なし必要あり
事前登録必要なし必要あり
チームに入るには都道府県医師会から
日本医師会へ申し込み
DMAT養成研修の受講・合格
普段の職場どこでもよい救命救急センター
災害拠点病院

以上「日本医師会災害医療チーム JMATとは」でした。

では、確認テストを終えた人から解散で~す。

確認テスト

第一問 JMATでは事前登録を行わないと活動できない

第二問 JMATは被災地の医師会による要請で派遣される

回答一 誤り プロフェッショナル・オートノミーです!

回答二 正しい

次はこちらの講義をどうぞ!

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