皆さんこんにちは!
災害医療大学です!
今回はトリアージの流れとトリアージポスト・トリアージオフィサーなどのトリアージにおける専門用語を解説します!
トリアージの基本的な流れ
トリアージの基本的な流れは以下のようになっています。
- トリアージポストに傷病者を集め、トリアージを行う
- 各タグのエリアに傷病者を移動
- 各タグに合わせた対応
- 再トリアージの実施
このなかの1番でトリアージタグを使います。
各タグのエリアをどこにするのか?
トリアージポストはどこにするのか?
を考えたうえでトリアージを開始する必要があります。
トリアージを行い、トリアージタッグへ記載が終わったらトリアージ結果に合わせてトリアージタッグの下の部分をもぎります。
最後に傷病者にこのトリアージタッグを付けます。
下の部分をもぎることで一目で何色の傷病者かがわかるようになります。
もぎったタグの破片は絶対に回収しましょう!
自分がトリアージをした人数・トリアージの結果を後から再確認できます。
トリアージはしたら終わりではなく、トリアージの指揮官〈トリアージオフィサー〉に報告する必要があります。
その際に、何色の傷病者がそれぞれ何人かを正確に報告できるようにしましょう。
トリアージポストとは?
簡単に説明すると、
トリアージポストとはトリアージを行う場所です。
「ここでトリアージするよー」と決めて、そこに傷病者が集められる感じですね!
各タグのエリアとは?
トリアージポストでトリアージをした後、傷病者をどこに連れていくのか?
これこそが各タグのエリアです。
それぞれのエリアをどこに設定するのかは事前にしっかり考える必要があります。
トリアージオフィサーとは?
一言で表すと、トリアージオフィサーとはトリアージに関する司令官です。
「TO」と省略されることもありますね!
指揮官というわけですから、目立つような恰好をしましょう。
トリアージオフィサーの役割
その場にいる医療関係者が好き勝手にトリアージをしていては、効率が悪くなります。
そのため、トリアージオフィサーはトリアージポストの司令官となって指示や搬送手段・受入機関の確認・本部との連絡を行います。
トリアージオフィサーの特徴は、「治療・処置を行わない」があげられます。
指揮官としての仕事を全うしましょう!
トリアージオフィサーの資格
結論から述べると、トリアージオフィサーに資格は必要ありません。
日本救急医学会では、「現場において最も経験のあるものがトリアージオフィサーになる」とされています。
日々の経験量などからあえて適職を述べると、医師、歯科医師、看護師、救急救命士などがあげられますね。
搬送先等の知識がないとなかなか難しい仕事となるため、地域の医療事情を知っている人が適しています!
最後に、トリアージの流れを学べるゲームをプレイして復習してみましょう!
トリアージポストで活躍するアイテム
アナログ時計
トリアージポストにおける時間管理だけでなく、どこが何色のトリアージポストなのかを知らせる看板としても活躍します!
メガホン・拡声器
トリアージポストではメガホン・拡声器が役に立ちます!
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