【実は7色?】4色のトリアージタッグ: トリアージ区分における色の意味と優先順位を徹底解剖!

皆さんこんにちは!

災害医療大学です。

トリアージにおける色は超重要!!

今回はトリアージで使用されるトリアージタッグの色について、

色が持つ意味と優先順位をご紹介します。


トリアージとは?トリアージタグとは?

という方はまずこちらをご覧ください!

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トリアージ区分の4色+3色まとめ

トリアージ区分として使われる色は有名どころでは7色あります。

日本においては一般的に「黒・赤・黄・緑」の4色となっています。

これは厚生省がトリアージタッグの標準化を行ったためですね。

日本で使用されている「黒・赤・黄・緑」のほかには、

海外等で使用されている、「白・青・灰」のトリアージ区分があります。

それでは順にみていきましょう!

トリアージタグ黒赤黄色緑
4つのトリアージタグと特徴
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緑タッグ

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名称:軽傷群

優先順位:3位

  

専門医による治療が必要なく、緊急性が低い傷病者です。

元気な人が多く、逆に対応が難しい群です。

 

傷病者のほとんどが緑タグといっても過言ではない場面が多いと思います。

  

START法トリアージでの緑色タグは自力での歩行が可能な人です。

歩けるからといって軽傷とは限りません。

基本的には軽症の人が多いですが、肩を借りて歩いてくる人、歩くことはできるが重症の人も混じっています。

  

爆傷などで呼吸器系の傷害を受けているが、歩ける。

ということもあります。

定期的なトリアージ〈再トリアージ〉で防ぎえた災害死を防ぎましょう!

黄タッグ

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名称:非緊急治療群

優先順位:2位

  

バイタルは安定しているが、軽傷ではない傷病者です。

バイタルが急激に変化する可能性が高く、

赤タッグに変化することがあります。

定期的なトリアージが必要です。

  

治療を行うまで待機できる状態の人が黄タッグになります。

  

赤タッグ

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名称:最優先治療群

優先順位:1位

  

真っ先に搬送・治療を行う群です。

重症で緊急治療が必要です。

  

傷病者の状態と持ち合わせている資源によっては応急処置を行います。

 

赤タグエリアは搬送・治療の優先順位がもっとも高いため、搬送しやすい場所、応急処置がしやすい場所に設置しましょう。

  

黒タッグ

名称:不処置群

優先順位:4位

  

現状助けるすべがない、気道確保を行っても息をしていない傷病者です。

  

基本的に人の目につかない場所に黒色エリアを設置しましょう。

〈刺激が強い傷病者が多い場合が考えられます〉

治療も搬送も優先順位が低いため、移動などの導線はあまり考える必要はありません。

 

黒タッグの搬送は最後ですが、

黒タッグの傷病者を病院に搬送すると、病院側の負担になります。

医師がトリアージポストへ向かうことも考慮するといいかもしれません。

  

灰タッグ

名称:治療期待群

優先順位:医療資源の変化による

  

灰色の区分はSALTトリアージの区分です。

災害医療の現場で全ての資源がそろっているわけではありません。

そのため、医療資源があれば救命できるが、現状では不可能。

という傷病者が灰タッグになります。


ここからは緊急度判定支援システムである「JTAC」で使用されている区分です。

JTASはカナダでのトリアージシステムをもとに日本版として考えられたものです。

青タッグ

名称:蘇生群

優先順位:1位

特徴は直ちに治療すれば助かるかも?という状態です。

心停止や呼吸障害があげられます。

白タッグ

名称:非緊急群

優先順位:最下位

特徴は別に急がなくても大丈夫な状態です。

JTACでは優先順位が「青→赤→黄→緑→白」となっています。

JTACについて詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

JTAS(緊急度判定支援システム)|知っておきたい臨床で使う指標[10] | 看護roo![カンゴルー]
JTASは、主に救急外来などで診療や治療の順番を決めるために行うトリアージ(緊急度判定)のためのシステムです。カナダで使用されているCTASを基にしたもので、現在、多くの医療施設で使用されています。

確認テスト〈正誤問題〉

第一問 非緊急治療群は優先順位2位である

第二問 赤色タッグの人は真っ先に搬送・治療を行う

回答一 正しい

回答二 正しい

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