防ぎえた災害死とは?原因と種類を徹底解説!

PDD防ぎえた災害死とは
まとめ

防ぎえた災害死とは、医療が適切に介入すれば避けられた可能性のある災害死
防ぎえた災害死を減らすことが災害医療の目標
防ぎえた死・PDDともいう

  

皆さんこんにちは災害医療大学です。

災害医療の特徴の中で「防ぎえた災害死」について触れました。

今回から少し深く、防ぎえた災害死について解説します。

 

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防ぎえた災害死の別称

災害医療の中では「防ぎえた災害死」という言葉がよく出てきます。

英語ではPreventable disaster death (PDD) といいます。
たまに英語表記もあるので知っておくとよいです。

 

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なぜ防ぎえた災害死が起きるのか?

防ぎえた災害死というにはいくつか条件があります。

災害に起因する災害死であること」

平常時の医療水準であれば死ぬことがなかった」

という縛りがあります。

  

つまり、「医療が適切に介入すれば避けられた可能性のある災害死」

となっています。

 

災害時の医療の問題は

需要と供給のアンバランスです。

防ぎえた災害死は需要と供給のアンバランスによって引き起こされます。

災害時に起きやすい外傷の応急手当の知識、手技がない場合も防ぎえた災害死は発生します。

 

防ぎえた災害死を減らすには平常時のレベルの医療を適切に提供できる状況を作ればよいのです。
(これが一番難しい)

そのために必要な知識を身に着けたり、訓練を積みましょう!

 

※注意

災害によって直接死亡した場合は防ぎえた災害死には含まれません。

例)地震で建物につぶされた・津波にさらわれた

 

防ぎえた災害死
災害による直接的な死亡は防ぎえた災害死にはなりません。平常時の医療サービスを受けられなかったことによる死が防ぎえた災害死です。

防ぎえた災害死の種類

防ぎえた災害死は災害に起因するため、災害の種類によって変わってきます。

有名な例としては東日本大震災と阪神淡路大震災です。

どちらも地震に変わりないのですが、二次災害が異なります。

  

東日本大震災では津波による死者が多かったです。

つまり、津波にさらわれた(ほぼ助からない)か、避難できた(ほぼ無傷)

の二極に分かれました。

  

そのため、急性期ではなく、亜急性期・慢性期に発生しました。

慢性疾患に対する治療継続困難・薬剤不足・環境の変化・感染症・寒さ等のストレスなどです。

東日本大震災における岩手県の防ぎえた災害死について 参照

  

阪神淡路大震災では火災と倒壊による死者が多かったです。

よって外傷による防ぎえた災害死が多いです。

クラッシュシンドロームが有名です。

 

これから防ぎえた災害死の種類・対策について解説していきます。

随時追加するので待っていてください!

 

次はこちらの講義をどうぞ!

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