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DMATの研修内容は?DMAT事務局とは?

DMAT研修
DMAT研修・事務局のまとめ

DMAT事務局とは、日本DMATの研修、運用調整等を担う

DMAT隊員養成研修とは、2.5~4日でDMATとして活動できる人材を養成する研修

統括DMAT研修とは、2日で各DMAT本部の責任者として活動できる人の養成する研修

  

皆さんこんにちは災害医療大学です。

災害派遣医療チーム DMAT とは何か?

を以前まとめました。

  

災害医療の研修や講義を聞いている方なら一度は聞いたことがあるはずです!

DMATは訓練を受けたエキスパート」だと。

今回はDMAT事務局が開催している2つの研修・訓練について紹介します。

  

DMATについてはこちらをご覧ください。

まず、DMATの研修・訓練の運営を行うDMAT事務局を知りましょう!

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DMAT事務局とは

DMAT事務局は厚生労働省から委託を受けて、全国各地の日本DMATにかかる研修・訓練、災害時の日本DMATの運用調整等を行っています。

  

事務局は災害医療センターと、大阪医療センターの敷地内に設置しています。

現在災害医療センターには20名程度、大阪医療センターには10名程度の体制です。

  

令和2年4月から下図のような組織図になっています。

独立行政法人国立病院機構本部DMAT事務局組織図

  

国立病院機構本部に事務局を設け、事務局長をおきます。

令和2年度からのDMAT事務局の体制について

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DMATの平常時の活動内容

DMAT事務局は平常時の活動として以下のDMATの研修・訓練を行っています。

  • DMAT隊員養成研修
  • 統括DMAT研修
  • DMAT技能維持研修
  • DMATロジスティクスチーム隊員養成研修
  • 政府総合防災訓練(大規模地震時医療活動訓練)の企画・運営

  

DMAT隊員養成研修と、統括DMAT研修の紹介をします。

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DMAT隊員養成研修

目的:DMATとして活動できる人材を養成する

 DMAT隊員養成研修を終えてDMATの一員となることができます。

  

期間:通常4日

〈すでに都道府県の研修を受けた場合は2.5日です〉

  

対象者:救命救急センターまたは災害拠点病院等に勤務する医師、看護師、業務調整員

内容:災害の定義・災害医療対応の原則・DMATの目的など

  

災害医療大学でも災害医療概論の講義をしています!

「災害医療概論」はこちら!

  

上の内容を勉強した人は「広域災害対応研修」に移れます。

広域災害対応研修では、

広域災害におけるDMATの活動から始まり、

広域搬送・広域災害救急医療情報システム(EMIS)入力訓練などを行います。

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統括DMAT研修

目的:各DMAT本部の責任者として活動できる人の養成

期間:2日間

  

こちらの研修は対象者がだいぶ絞られます。

1:日本DMAT隊員として登録されている医師

2:平時において地方公共団体の防災計画等の策定、防災訓練等の企画立案に携わった経験のある者

3:災害時に被災地において、地方公共団体、消防等関係機関との調整、情報共有が適切に行えるとともに、経時的に変化する被災地の状況に柔軟に対処し、DMATに対する適切な指示が行えると見込まれる者

以上の3つの条件をすべて満たす人が対象です。

 

研修の内容は本部立ち上げや活動実施中に留意すべき点についてなどです。

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DMAT研修の試験問題と対策法

DMATの試験問題

実際の研修の際の試験問題は公開されていません

そのため、ここで取り扱うことはできませんが、対策をすることはできます!!

DMATの試験対策

DMATがどのようなことを学ぶのか?

詳しくは「DMAT標準テキスト」に書かれています!

 

つまりこれがDMATの教科書です!

教科書を読まずに授業だけで試験に挑むのか?

確実に合格したい!研修内容をより定着させたい!というかたはぜひ読んでみてください!

〈僕としては公式の教科書でこの情報量なら妥当な値段だと感じました!〉

DMAT標準テキスト:災医大・購買部
いわゆるDMATの教科書! DMAT研修の内容をより詳しくした感じです! DMAT養成研修に参加したい、なりたい方はぜひ読んでおきましょう!   監修:一般社団法人 日本集団災害医学会〈日本災害医学会の旧名です。〉編集:日本集団災害医学会

いかがだったでしょうか?

本当に面白い内容の研修なので、ぜひぜひ皆さんも受けてみてくださいね!

  

それではまた次の講義でお会いしましょう。

次はこちらの講義をどうぞ!

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