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DMAT等、災害医療支援に向かう人が持っていくもの10選

DMAT持ち物

皆さんこんにちは!災害医療大学です。

 

DMATとは何か?の記事で

いつ派遣されることになっても大丈夫なようにスーツケースを用意している」と紹介しました。

では実際にスーツケースの中には何が入っているのでしょうか?

支援に行きたいと思っているかたはぜひ最後まで読んでください!

 

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DMAT隊員養成研修で習う持ち物リスト

まずは一般的にどのように学ぶのでしょうか?

DMAT隊員養成研修で学ぶことを確認してみましょう。

個人的な持ち物リスト

携帯・充電器〈デジカメ〉

お金〈カード〉

生活用品〈衣類、清潔用品、個人医薬品、食料・飲料〉

個人防護具〈マスク、ヘッドライト〉

事務用品〈筆記用具、ボールペン〉

細かく見ていきましょう!

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1.携帯電話

ここでは携帯電話と呼んでいますが、いわゆる通信機器です。

災害時の通信手段はめちゃくちゃ大切です。

しかし、被災地では携帯電話の電波が届かない場合も考えられます。

 

最近では支援者のクロノロ〈活動記録〉をスマホで記入することもあります。

 

写真を撮影するのも携帯でできるじゃん!という方も是非デジカメを持っていきましょう!

バッテリー効率を考えると断然違います。

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2.充電器

携帯やスマホの充電器〈モバイルバッテリー〉です。

基本的な活動時間を3日間と考えるとかなりの容量の充電器が必要となります。

 

実際に学長も使っていますが、ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーがとっても便利です。

一般的なモバイルバッテリーに比べると少し重いですが、半永久的に充電できる心強いアイテムです。

404 NOT FOUND | 購買部〜災害医療大学〜
災害医療に関するアイテムをご紹介!
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3.お金

何かと必要になります!

移動のためのガソリンや、その他購入するときに必要になります。

基本的には経費でおとせますが、現金もある程度持っていきましょう。

 

お店によってはおつりが出せない場合もあります。

カードで払えると便利ですね。

生活用品

災害医療支援は自立的な支援である必要があります。

「被災地にもあるだろう」ではダメです!

まるで登山やサバイバルに向かうつもりで荷造りをしましょう。

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4.衣類

基本的な活動時間+引継ぎ時間のことを考慮すると、5日分の服は用意しましょう。

ジップロックに入れて保管すると場所をとりにくくて便利です。

夏でも冬でも出動できるように夏服5日分パック、冬服5日分パックをスーツケースに入れておきましょう!

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5.清潔用品

歯ブラシやふろ用品、ウェットティッシュなどが含まれます。

水の要らないシャンプーも便利です!

ウェットティッシュがあれば入浴しなくても数日はどうにかなります!

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6.個人医薬品

個人的に飲む必要がある医薬品、必要になるかもしれない医薬品を持っていきましょう。

被災地支援は激務です。睡眠もしっかりとることができるかわかりません。

そのことを考慮すると頭痛薬などの痛み止め酔い止めなどがあるとよいですね!

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7.食料・飲料

基本的に活動予定の分は持っていきましょう。

現地での食料調達は可能ですが、被災者の食料を買うことになります。

DMATの方からお聞きしたところ、

飲料を現地購入する場合、背中に都道府県名や病院名を背負ったユニフォームで隊員分〈仮に5人だとしても5本〉を購入しようとすれば「買い占めている」と受け取られることがある。

とおっしゃっていました。

個人防護具

個人的に使うものは自分で用意しましょう!

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8.マスク

感染症対策で必須ですね。

感染症対策をした避難所運営マニュアルなども読んでおきましょう!

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9.ヘッドライト

暗くても活動できるようにヘッドライトがあると便利です。

 

他には、悪い道でも歩けるように安全靴などがあるとよいですね!


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10.筆記用具

ボールペンがメインですね。

落としてもよいように何本か持っていると便利です!

 

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なぜこんなに用意が必要か?

ここまで用意するとスーツケースも結構パンパンになっちゃいますね。

なぜこんなにものが必要なのか?

この答えは「自立的な支援をするため」です。

 

支援者は被災地に遊びに行っているわけではありません。

支援をするために向かっているのです。

被災地の物資を使うことなく、自分たちで持ってきたものだけで生活し、支援をする必要があります。

 

被災地で実際にあることなのですが、

「医療者が○○をしている」という内容のクレームが来ます。

例えば、水が限られている被災地の貴重な水を使って洗濯入浴をしていると、

「支援に来たくせに物資を使いやがって!!」と思う避難者もいるのです。

 

具体的な対策としては、支援のための拠点を被災地からはなれた場所に構えることです。

広域災害では難しいことですが、被災地から離れた場所で寝泊まりすることでインフラが確保されます。

移動に時間と費用が掛かりますが、二次被害に対するリスク分散にもなります。


以上、災害医療支援に行く際に個人で用意する物品でした!

災害派遣に行きたい方はぜひ用意してみましょう!

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