皆さんこんにちは!
災害医療大学です!
今回は、熊本地震の報告書を見ていてとにかく長くて見るのが大変だったため、
災害医療に関連する部分のみを時系列に沿ってピックアップしました!
熊本地震の状況をイメージしやすくなるのではないでしょうか??
報告に上がってくるまでにタイムラグがあるため、皆さんはまるで内閣の方と同じような気持ちでご覧ください!
こちらを参考にしています!
熊本地震とは?
熊本地震とは、熊本県熊本地方を震源とする平成28年4月14日のマグニチュード6.5の地震と、4月16日のマグニチュード7.3の地震の総称です。
医療施設の被害
医療機関数は一部重複したことがあったようです。
報告時間 | 建物損壊のリスク | ライフライン障害 | 問題ない | 連絡不通 | |
4/14 21:26 | 発災 | ||||
4/16 1:25 | 2回目地震 | ||||
4/17 21:00 | 厚生労働省で直接確認した62施設 | 4 | 19 | 38 | 4 |
4/18 10:30 | 厚生労働省で直接確認した65施設 | 6 | 20 | 38 | 4 |
4/19 13:00 | 厚生労働省で直接確認した69施設 | 6 | 23 | 43 | 0 |
4/20 9:00 | 熊本県全域の 1,234 施設について、県庁及び厚労省にて確認したところ、 人的被害は 14 施設 24 名(人命にかかる被害はなく、外傷・転倒・骨折等)。 また、建物の被害は 312 施設(半壊、屋根の倒壊、壁の損傷等)。 | ||||
4/20 20:00 | 厚生労働省で直接確認した71施設 | 8 | 16 | 50 | 0 |
4/22 20:00 | 厚生労働省で直接確認した131施設 | 8 | 43 | 84 | 0 |
4/23 20:00 | 厚生労働省で直接確認した131施設 | 8 | 42 | 84 | 0 |
4/25 17:00 | 厚生労働省で直接確認した131施設 | 8 | 39 | 87 | 0 |
4/26 7:20 | 厚生労働省で直接確認した131施設 | 8 | 42 | 84 | 0 |
4/26 17:00 | 厚生労働省で直接確認した131施設 | 8 | 34 | 91 | 0 |
4/27 17:00 | 厚生労働省で直接確認した131施設 | 8 | 29 | 97 | 0 |
4/30 17:00 | 厚生労働省で直接確認した131施設 | 8 | 0 | 123 | 0 |
5/17 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:12 病院 | ||||
7/14 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:12 病院 | ||||
7/29 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:11 病院 | ||||
9/13 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:10 病院 | ||||
10/14 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:7 病院 | ||||
H29 3/13 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:7 病院 | ||||
H29 9/30 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:7 病院 | ||||
H30 4/9 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:7 病院 | ||||
H30 10/12 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:3病院 | ||||
H31 4/12 | 病棟の損壊等により、入院診療に制限がある病院:2病院 |
DMATの派遣等
日時 | |
4/16 5:00 | 大分県は、基幹病院の被災はないが、由布市で被害が大きく、避難所に多数避難していたため、大分DMATを2チーム派遣。 |
4/16 9:00 | 由布市に派遣した大分DMATは医療ニーズが解消され解散した。 |
4/16 12:00 | 九州のブロックのDMATに加え、DMATを最大限、機能的に活動できるよう近畿以東地域にも派遣要請を順次拡大。 |
4/16 16:00 | 自衛隊航空機等によりDMATロジスティックチーム(15 人)を埼玉県入間基地より派遣 |
4/16 19:00 | 自衛隊航空機等によりDMAT医療チームを北海道千歳基地(39 人)、宮城県松島基地(40 人)より派遣 |
4/17 17:40 | 熊本県からの要請により、50~60 隊の追加派遣を計画(関東ブロック 20 隊、中部ブロック 20 隊、中国ブロック 10~20 隊)。現地到着は 18 日夜を予定。 |
4/17 19:30 | 県外患者搬送について、航空搬送拠点臨時医療施設(SCU)を福岡県、佐賀県、宮崎県で立ち上げ、患者搬送を実施。熊本県及び大分県では被災のため、SCUは立ち上がっていない。なお、福岡県、宮崎県では搬送ニーズが解消したため、SCUを撤収済み。 |
4/17 22:00 | DMAT157隊(さらに80隊が移動中、294隊が待機中) |
4/18 11:00 | DMAT165隊(さらに100隊が移動中、282隊が待機中) |
4/18 12:00 | 熊本県からの要請により、50 隊の追加派遣を計画(関東ブロック 20 隊、中部ブロック 20隊、中国ブロック 10 隊)。18 日夜までの現地到着を予定。 |
4/19 9:00 | 被災による急性期ニーズ(外傷、大規模転院搬送等)の減少とともに、避難所での医療ニーズの増大が今後見込まれることから、県の災害対策本部において、避難所の実態に応じて、DMATからJMAT(日本医師会災害医療チーム)等への引継ぎを順次実施。 熊本県からの要請により、50 隊追加派遣。関東ブロック 20 隊、中部ブロック 20 隊、中 国ブロック 10 隊が到着済。 |
4/19 13:00 | DMAT129 隊(さらに 46 隊が移動中、180 隊が待機中) |
4/21 9:00 | DMAT79 隊(さらに 26 隊が移動中、158 隊が待機中) 関東ブロック6隊、中部ブロック 17 隊、中国ブロック8隊が 20 日到着済み。 |
4/22 19:00 | 熊本県からの要請により、ロジスティック交替隊員 27 名派遣決定。23 日到着予定。 |
4/23 9:00 | 54 隊(さらに 15 隊が移動中、104 隊が待機中) |
4/23 15: 00 | DMATからJMAT等の医療チームへニーズが移行しているため、派遣調整を実施していたDMAT都道府県調整本部の業務を熊本県医療救護調整本部に移行。 |
4/24 9:00 | DMATからJMAT等の医療チームへの引継ぎが進み、DMATは縮小し、医療チームの派遣調整機能をDMAT都道府県調整本部から熊本県医療救護調整本部に統合。 なお、熊本県からの要請により、ロジスティックチーム 27 名は、県医療救護調整本部の サポートを当面継続。 |
4/27 11:00 | 熊本県からの要請により、ロジスティックチーム 27 名は、県医療救護調整本部のサポートを当面継続 |
5/27 | 医療救護活動の体制は縮小傾向にあり、県医療救護調整本部の体制は、6 月 2 日に県健康福祉部に集約予定。これに併せて、ロジスティックチームの活動も終了予定。 |
6/6 | 地元医療機関が再開してきていることから、医療救護活動の体制は縮小傾向にあり、県医療救護調整本部の体制は、6 月 2 日に県健康福祉部に集約。これに併せて、ロジスティックチームの活動も終了。 |
ドクターヘリ
日時 | |
4/17 11:00 | ドクターヘリについては、九州全域及び中四国地域に出動要請。九州地域の7機は、熊本、福岡、長崎、鹿児島の4機が熊本に配備、残りの佐賀、大分、宮崎の3機が九州全域をバックアップ。中四国地域の6機は、山口、岡山、高知の3機が熊本に配備、残りの広島、島根、徳島の3機が中四国全域をバックアップ。 |
4/18 9:30 | 熊本県の1機のみが活動中。九州の他県(6機)、中四国地域(6機)及び関西広域連合(5機)の各機は各県で待機。 |
4/19 12:00 | ドクターヘリのニーズは徐々に減少してきており、4 月 19 日は2機が出動予定。 |
4/19 17:00 | ドクターヘリのニーズは徐々に減少してきており、4 月 19 日は2機出動。 |
4/20 17:00 | ドクターヘリのニーズは徐々に減少してきており、4 月 20 日は2機出動。 |
4/21 | 4月 21 日からは通常体制 |
4/22 17:00 | 4月 22 日は出動要請がなかった |
4/23 17:00 | 1 機出動 |
4/24 17:00 | 4月 24 日は出動要請なし。 |
被災者への医療・健康管理・こころのケア
DMAT以外の医療チーム等
日時 | JMAT | AMAT | 国立病院機構 | 地域医療機能推進機構 | 日本赤十字社 | 恩賜財団済生会 | 災害支援ナース | 日本歯科医師会 |
避難所において医療支援等を行う医療班を、被災地に派遣 | 救護班等の医療支援活動を開始 | |||||||
4/16 | 現地での医療支援活動を開始 | 現地での医療支援活動を開始 | ||||||
4/17 | 益城町8か所の避難所に 24時間体制2交代で、益城町保健師と県保健師との協力体制のもと、支援活動を開始 | |||||||
4/18 | 熊本県看護協会からの要請に基づき、九州(熊本県、大分県を除く)の他県からの災害支援ナースの派遣に係る調整を開始。 | |||||||
4/19 9:00 | 3チームが活動中 | |||||||
4/19 16:00 | 33チームが活動中、また、29 チームが派遣に向け準備中 | 6チームが熊本市内避難所の巡回等支援活動中 | ||||||
4/19 18:00 | 5チーム活動中 | 27 チーム活動中 | 3チームで医療活動を実施 | |||||
4/20 18:00 | 37チーム | 2チーム | 4チーム | 1チーム | 19チーム | 4チーム | 10チーム | |
4/23 9:00 | 54 | 2 | 5 | 2 | 17 | 4 | 10 | 20 |
4/23 18:00 | 65 | 3 | 5 | 2 | 17 | 4 | 15 | 20 |
4/25 17:00 | 68 | 3 | 4 | 2 | 19 | 4 | 15 | 35 |
日時 | 全国知事会 | 日本医師会 | 日本歯科医師会 | 日本看護協会 | 日本赤十字社 | 各医療機関 | 国立病院機構 | DPAT |
4/26 11:00 | 30チーム | 56チーム | 16チーム | 11チーム | 3チーム | 20チーム | ||
4/27 11:00 | 30 | 42 | 14 | 14 | 10 | 3 | 20 | |
5/1 11:00 | 32 | 37 | 21 | 14 | 6 | 1 | 26 | |
5/3 11:00 | 29 | 36 | 22 | 16 | 11 | 8 | 1 | 26 |
5/5 11:00 | 30 | 33 | 18 | 16 | 15 | 11 | 1 | 25 |
5/8 11:00 | 28 | 27 | 20 | 16 | 16 | 9 | 1 | 25 |
5/10 11:00 | 23 | 21 | 10 | 16 | 6 | 3 | 1 | 24 |
5/12 11:00 | 13 | 22 | 10 | 16 | 8 | 3 | 22 | |
5/15 11:00 | 11 | 15 | 10 | 16 | 4 | 2 | 18 | |
5/17 11:00 | 11 | 15 | 8 | 16 | 5 | 3 | 21 | |
5/19 11:00 | 0 | 20 | 8 | 16 | 4 | 3 | 19 | |
5/23 11:00 | 17 | 0 | 16 | 5 | 0 | 16 | ||
5/26 10:00 | 16 | 2 | 16 | 3 | 14 | |||
5/30 11:00 | 14 | 0 | 15 | 3 | 12 |
DPATの活動
日時 | |
4/19 | 熊本県庁内にDPAT調整本部を立ち上げ、19 日現在で DPAT11 隊が活動中。(これまでに宮城、千葉、埼玉、神奈川、石川、富山、愛知、三重、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、徳島、佐賀、宮崎、鹿児島、沖縄の各府県から派遣)。18 日までに精神科病院から依頼のあった入院患者の転院支援を終了。19 日以降新たに転院依頼があった精神科病院の転院を調整中。 DPATの派遣についての更なる協力及びDPATの派遣に向けた体制整備について、都道府県等に依頼。 4 カ所の保健センター等と協力し避難所等約 20 カ所を巡回、1 名入院。 DPAT事務局(東京)の統括経験者をDPAT調整本部(熊本)に配置して現地のニーズに的確に対応できるよう体制を強化。 |
4/20 | DPAT活動拠点本部を熊本県精神保健福祉センターに設置 |
4/22 | DPAT活動拠点本部を熊本県精神保健福祉センターおよび熊本県こころの医療センターの 2 カ所に設置。 23 隊が活動中。 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 48 箇所を巡回、数名入院。 |
4/23 | 25 隊が活動中。 |
4/24 | 23 隊が活動中 |
4/26 | 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 84 箇所を巡回 |
4/27 | 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 78 箇所を巡回 |
5/1 | 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 78 箇所を巡回。 |
5/2 | 希望ヶ丘病院の退院および通院患者に対し病院職員等と協力して訪問支援を開始。 |
5/3 | 益城病院の退院および通院患者に対し病院職員等と協力して訪問支援を開始。 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 58 箇所を巡回。 |
5/4 | 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 79 箇所を巡回。 |
5/5 | DPAT活動拠点本部を2箇所から3箇所に増設(熊本県精神保健センターおよび阿蘇保健所、南阿蘇村役場白水庁舎)。 |
5/8 | 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 68 箇所を巡回。 |
5/10 | 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 69 箇所を巡回。 |
5/12 | 保健センター等と協力し熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 73 箇所を巡回。 |
5/13 | 熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 51 箇所を巡回。 |
5/19 | 熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 68 箇所を巡回。 |
5/29 | 熊本市、御船、宇城、阿蘇、菊池の 5 保健所圏域の避難所等 41 箇所を巡回。 |
6月末 | 県外からの DPAT 派遣については、熊本 DPAT に引き継いだ上で 6 月末に終了 |
7/13 | 6 月 23 日から熊本 DPAT が活動中。活動地域は、熊本市保健所圏域及び益城町、御船保健所圏域(益城町を除く)及び宇城保健所圏域、阿蘇保健所圏域(西原村を除く)、菊池保健所圏域及び西原村、の 4 地域。避難所巡回、個別対応など、地域ニーズに即した対応を継続中 |
歯科医師
日時 | |
4/23 9:00 | 熊本県からの派遣要請を受け、日本歯科医師会等から 20 チームが活動中。 被害の大きい益城町、西原村、御船町及び南阿蘇地域の各避難所を巡回し、口腔の健康管理と歯科医療の需要の把握を支援。 |
4/23 18:00 | 被害の大きい益城町、西原村、御船町及び南阿蘇地域の各避難所を巡回し、口腔の健康管理と歯科医療の需要の把握を支援。 |
4/24 17:00 | 熊本県からの派遣要請を受け、日本歯科医師会等から 35 チームが活動中 被害の大きい益城町、西原村、御船町、甲佐町及び南阿蘇地域などの各避難所を巡回 し、口腔の健康管理と歯科医療の需要の把握を支援。 |
4/25 17:00 | 熊本県からの派遣要請を受け、日本歯科医師会等から5チームが活動中。 被害の大きい益城町、西原村、御船町、甲佐町及び南阿蘇地域などの各避難所を巡回し、口腔の健康管理と歯科医療の需要の把握を支援。また、4 月 22 日から 24 日にかけて最大 35 チームが実施した被災地域の歯科に関するニーズの把握を踏まえ、日本歯科医師会等が今後の中長期的な支援体制について検討中。 |
4/26 17:00 | 熊本県からの派遣要請を受け、日本歯科医師会等から 11 チームが活動中。 被害の大きい益城町、西原村、御船町、甲佐町及び南阿蘇地域などの各避難所を巡回し、口腔の健康管理と歯科医療の需要の把握を支援。 歯科医師及び歯科衛生士が JMAT に加わり、巡回診療に同行。 |
4/27 17:00 | 被害の大きい益城町、西原村、御船町、甲佐町及び南阿蘇地域などの各避難所を巡回し、口腔の健康管理と歯科医療の需要の把握を支援 |
7/31 | 活動可能な地元医療機関の再開に伴い、歯科支援活動は終了。 |
栄養・食生活支援
日時 | |
4/21 | 日本栄養士会が熊本県庁内に特殊栄養食品ステーションを設置 |
4/22 | 避難所の食事状況の把握や、離乳食、アレルギー食等が必要な被災者の支援等を行う管理栄養士の派遣を日本栄養士学会が開始(4チーム) |
4/26 | 全国の都道府県、政令市等との派遣調整を行い、避難所の食事状況の情報を集約し改善につなげる管理栄養士が活動を開始。 今後、4保健所・10 市町村で活動予定 |
6/6 | 熊本県が 5 月 12 日~16 日に実施した避難所における食事提供状況のアセスメントを踏まえ、避難所生活が長期化する中、栄養不足の回避、生活習慣病の予防の観点から、避難所における食事提供のためのエネルギー・栄養素の参照量と適切な栄養管理の留意事項を提示 |
薬剤師等の派遣
熊本県薬剤師会が派遣した災害薬事コーディネーターが、熊本県庁において支援調整等を実施。
・薬剤師が、救護所における医薬品の供給、DMAT/JMAT の避難所巡回に同行しての医療支援等を実施。(4/21 は 74 名)
・避難所のうち救護所が設置されている4カ所において医薬品等の供給を実施。(モバイルファーマシー(災害対策医薬品供給車両)3カ所、臨時調剤所1カ所。)
・熊本県薬剤師会が、開局している薬局の一覧をインターネット上で公表し、調剤等を実施。
日時 | |
4/21 | 74名 |
4/23 | 100名 |
4/25 | 93名 |
4/26 | 109名 |
5/1 | 104名 |
5/6 | 100名 |
5/11 | 39名 |
5/13 | 33名 |
5/16 | 44名 |
5/19 | 29名 |
5/23 | 21名 |
救護所の閉鎖や地域薬局への移行が順調に進んでいることから、5/29 をもって全国からの薬剤師派遣を終了。
他県の薬剤師会の支援によるモバイルファーマシー(災害対策医薬品供給車両)についても、5/30 をもって撤収。
熊本県薬剤師会が避難所をまわり、医薬品(OTC)の適切な保管管理・提供方法について確認・指導を行っている。
→避難所の縮小と地元医療機関が再開していることから、6 月上旬をもって活動終了。
最後に
いかがでしたか?
熊本地震の際の災害医療の流れがつかめたでしょうか?
発災直後は報告が少ないため、状況をつかみにくいですが、発災直後に関してはDMATの報告書を見るとわかるかと思います!
首都直下型地震・南海トラフ地震等の大規模災害時に医療チームが効果的、効率的に活動するための今後の災害医療体制のあり方に関する研究
の中の、平成28年熊本地震報告書にかなり詳しく記載されています。
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